4~5年前のスマホが出始めたごろの
パソコン画面で見たホームページを
覚えていますか?
パソコンの画面は
横幅の広い大きい画面です。
その横長の大きな画面に合ったデザインと
使いやすさを考えて
作られていましたが、
スマートフォンの急速な普及で、
消費者の購買行動が変ったため、
ホームページ事情も変らざるを得なくなり、
「とりあえず」「間に合わせ」の策として
スマホ対応レスポンシブデザイン
スマホに最適化自動変換ツール
なるものが出現しました。
そこで、
物事の道理に反した風潮が出てきたのです。
今回は、
「スマホ対応レスポンシブデザイン」
を取り上げ、
営業用で集客が目的の
ホームページWebサイトについてです。
スマホ対応レスポンシブデザインの弊害
そのパソコン専用ホームページが
「最近、なんだかヘン?」
になったと思いませんか?
弊社のメインサイト(オフィシャルホームページWebサイト)と、
お客様のホームページは、
プロの「Webデザイナー」と「コピーライター」が
制作しますが、
営業用のホームページは、
パソコン用ホームページは
CMSの「Jimdoジンドゥー」で、
スマホ用ホームページは
CMSの「crayonクレヨン」で、
私が作っています。
Jimdoジンドゥーに備わっている
新しいデザインテンプレートは
全てスマホ対応レスポンシブデザインになりました。
スマホ対応レスポンシブデザインの開発目的
レスポンシブデザインの開発目的は、
パソコンの横幅の広い大きな画面で見ても
スマートフォンの横幅の狭い小さな画面で見ても
ちゃんと分るように表示するためです。
だから、
パソコンの横幅の広い大きな画面で
見やすく分りやすく
操作しやすいホームページに
することよりも、
操作のしやすさと分りやすさは「二の次」にして、
スマホの横幅の狭い小さな画面で
見た目良くおさめることが目的ですから、
パソコンの大きな画面に映る
見やすく分りやすく
操作しやすいホームページに
何の影響も出ないはずがありません!
チョット冷静に考えてみて下さい!
あなた様もそう思いませんか?
パソコン画面で見るホームページに及ぼすレスポンシブデザインの弊害
スマホが普及する前には
パソコンの横に広い大きな画面で
見やすく分りやすく
操作しやすいホームページが
作れたのに、
その使いやすさ操作しやすさの要(かなめ)の
「サイドカラム」
が消えたのです。
↓ 参考図
↑ 従来のパソコン画面用ホームページ
↓ スマホ対応レスポンシブデザイン
この「サイドカラム」は、
- 左側だけ
- 右側だけ
- 左右両側にあるもの
がありますが、
この消えた「サイドカラム」は
何処へいったかといいますと、
スマホで見ると
縦に長い「本文」の下に移動したのです。
弊社の場合「サイドカラム」には、
サブメニュー
リンクを貼ったバナー(画像のボタン)
商圏の簡単な地図
営業のご案内
新着情報
お知らせ
挨拶代わりの私の写真
などを設置していました。
それが、
あの縦に長いスマホの
本文の下に移動したのです。
最初に「サイドカラム」が
消えていることに気が付いた時には、
驚くどころじゃなく
とても慌(あわ)てました。
もちろん、
レスポンシブデザインの中でも
サイドカラムのあるデザインはありますが、
パソコンの画面で作成したホームページを
スマホの画面で見た時に、
「なんでこんな所にサイドカラムの情報が?」
という表示になりがちです。
レスポンシブデザインの変化の仕組みでパソコン用ホームページの機能と使いやすさ.デザインとレイアウトが大幅に制限!
ホームページ制作業者が、
あまりにもレスポンシブデザインを
宣伝広告したり薦めたりするものだから、
理屈に合わない、
道理を無視したおかしな現象が
現れてきたのです。
それは、
スマートフォンで見せるホームページを意識して
パソコンで見せるホームページを操作して作る
という本末転倒(ほんまつてんとう)の現象です。
先に書いた「サイドカラム」のことは
最たるものですが、
本文スペースだけになりましたから、
とにかく横幅が広いため、
個々のデータ(コンテンツ)の
並び(レイアウト)が単調となり
見た目に
「やぼったい」
「間がぬけている」
「大雑把(おおざっぱ)」
と 私には見えるのです。
コンテンツ(データの内容)が変ってしまう!
下記のネット端末機の図で分るとおり、
文字以外のコンテンツ(データ)の
「図柄」
「写真」
「バナー(リンクを貼ったボタン」
「表組み」
が 必ず縮小されますから、
縮小されることを想定して、
コンテンツの内容を作ることになります。
どうです!
おかしいと思いませんか?
ネット端末機の画面のカタチと大きさの比較図
↑ どうですか! パソコンに合わせればスマホで小さく、スマホに合わせればパソコンでは大きく表示されることが想像できませんか?
-私のひとりごと-
なんで、
スマホを意識してパソコン用の
ホームページを作らなきゃ
ならないんだ!
おかしいだろう!
スマホ検索ユーザーと
パソコン検索ユーザでは
特徴や特性の違う
別々の検索ユーザーだぞ!
当然ホームページは、
検索ユーザーのその特徴や特性に合った作りにするのは
当たり前だろう!
なのになんで
レスポンシブデザインを使って
スマートフォンの横幅の狭い小さい画面を意識して
パソコン用のホームページを作らなきゃならないんだ?
物事の道理で考えれば、
スマホに表示するためのレスポンシブデザインで
ホームページを作れば
パソコン画面に表示するホームページが
そのとばっちりを受けるのは当たり前の話しで、
そのくらいのことが分らんのか!
(チョット興奮)
ホームページの主役は「見る人」検索ユーザーです!
ホームページWebサイトの目的は、
特に
「集客」を目的としたWebサイトは
ホームページを見た人に
「資料の請求」
「お問い合わせ」
「ご相談」
「ご来店」
の行動をしてもらうことです。
そのためには
「どのようなホームページを作れば良いか!」
が 全てであって、
検索ユーザー(お客様)の見る画面あわせて
- 内容
- 見た目(作り)
- 見せ方(順番)
- レイアウト(分りやすさ)
を意識したページ作りが本題で、
ホームページを
どのようなシステムで作るかは
全くどうでもいいことなのです!
なのに、
検索ユーザー(お客様)を蔑(ないがし)ろにした
制作依頼者の都合や制作会社の都合を
優先すればするほどお客様を
どんどん どんどん
遠ざけることになるのです!
ホームページ作成の主役は 見るお客様です!
レスポンシブデザインの功罪のまとめ
この記事は、
パソコン用ホームページWebサイトを
作る立場で書きましたが、
スマホ用ホームページWebサイトを作る立場で考えると
スマホ用のホームページを作るのに
なんでパソコンの大きな画面で見せることを
意識しなければならないんだ!
おかしいだろ!
と 立場が逆転するだけで、
全く同じことが言えるのです。
ビジネス用途
特に「集客」を目的としたホームページでは、
スマホの横幅が狭い小さな画面に表示するにも
パソコンの横幅が広い大きな画面に表示するにも
「レスポンシブデザイン」は
中途半端なホームページを作るもの!
これが私の結論です!
しかし、
ひとつだけ例外があります。
それは
「ブログを目的としたWebサイト作り」
です!
グーグルが
「レスポンシブデザイン」を
推奨しているので、
文字以外のデータの少なく
あったとしても写真(画像)、
それも文字を入れた加工をしていない
生の写真ですので、
「ブログ用Webサイト」
であれば、
レスポンシブデザインの弊害がほとんどありません。
それよりも、
グーグルの評価が良く
しかもグーグルが推奨しているという
利益の方が大きいからです!
-参考-
今ご覧のこのホームページも
スマホ対応レスポンシブデザインの
ホームページなので
「トップ」ページを
「違和感(いわかん)」に注目をして
パソコン画面とスマホ画面で
ページの一番下まで見比べてみて下さい。
きっと、
「なんでこんな所に○○○○○があるの?」
と思うことでしょう。
以上
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